一般社団法人 日本健康ライフデザイン機構

特定健康デザイン専門士とは

特定健康デザイン専門士とは、こんな資格です

about specific health design diploma

  • 特定健康デザイン専門士

    どなたでも受講ができ、自己の健康・予防の重要性に気づき、自身はもとより、周囲の人間に波及することにより健康・予防に向けた意識拡大に繋がります。

  • 特定健康デザイン准指導専門士

    一般の方でも受講ができ、指導専門士と同科目を受講する事で、高度な予防・健康知識を習得することができます。厚生労働省の食生活指導者認定は受けられませんが、一定の基準を満たせば本機構の「認定講師」として登録され、各種セミナーなどでの活躍の場が広がります。

  • 特定健康デザイン指導専門士

    「厚生労働省告示第十号」(2008.1.17付)
    特定保健指導/食生活改善指導担当者研修

    歯科衛生士・栄養士・看護師・助産師・薬剤師・准看護師が対象となり、厚生労働省認定「特定保険指導/食生活改善指導者」研修の修了→特定保健指導/食生活改善指導が可能となります。

活躍の場は家庭・医療・職場・福祉・地域など多岐にわたります

  • 家庭で…

    ココロもカラダも健康・元気が一番です。
    予防や健康知識を習得して家族全員が幸福に。

  • 職場で…

    あらゆる分野・場面で活躍が期待できます。社会のニーズにマッチングして健康経営の支援に。

  • 医療・福祉で…

    指導専門士は特定保健指導者として高い信頼が得られ、サポートの幅が広がります。

  • 学校で…

    小・中・高~高等教育機関でもカリキュラムに取り入れ、幼少期・若年期から予防・健康の意識付けに。

  • 地域で…

    様々なイベントやボランティア活動等を通して、健康寿命の延伸に役立つ社会貢献(福祉的活動)に。

特定健康デザイン専門士へのニーズの高まり

Specific health design diploma needs

生活習慣病を知ろう!

がん、循環器疾患、糖尿病、COPD(慢性閉塞性肺疾患)などの生活習慣病は、私たちの医療費の約3割、死亡者数の約6割を占めており、急速に進む高齢化を背景として、その予防は私たちの健康を守るために、大変重要となっております。また平成20年度より特定健診・特定保健指導が開始し、メタボリックシンドロームを中心に、自らの健康状態を把握し、生活習慣を改善したいと考える方々が増えています。

生活習慣病とは…

生活習慣病は「食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する疾患群」のことを指しており、例えば以下のような疾患が含まれているとされています。

食習慣
インスリン非依存糖尿病、肥満、高脂血症(家族性のものを除く)、高尿酸血症、循環器病(先天性のものを除く)、大腸がん(家族性のものを除く)、歯周病等
運動習慣
インスリン非依存糖尿病、肥満、高脂血症(家族性のものを除く)、高血圧症等
喫煙
肺扁平上皮がん、循環器病(先天性のものを除く)、慢性気管支炎、肺気腫、歯周病等
飲食
アルコール性肝疾患等
  • 日頃から予防する

    普段の生活習慣で
    病気を寄せ付けない!

    • 身体活動・運動
    • 栄養・食生活
    • 飲酒
    • たばこ
  • 定期的に振り返る

    検診結果は大丈夫?
    気になる項目をチェック

    • 肥満・メタボリックシンドローム
    • 血圧
    • 脂質異常(コレステロール等)
    • 血糖(糖尿病)
  • 病気について知る

    どのような病気なの?
    検査や治療の方法は?

    • 脳卒中(脳血管疾患)
    • 心疾患
    • 糖尿病の合併症
    • がん
    • COPD(慢性閉塞性肺疾患)

健康寿命を謳歌しましょう

日本人の平均寿命と健康寿命の差が、男性で約9年、女性で約12年もあることがわかりました。(図1参照)
健康寿命とは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間のこと。つまり、一生のうち「不健康な期間」が約10年もあるということです。
また身体活動が不足しているために、日本では年間52,200人もの人が亡くなっているという研究結果が報告されています。(図2参照) からだを動かすことが私たちの健康にどれだけ影響があるのかわかります。
この結果を踏まえて健康的な生活をデザインし、指導していくことが重要と考えています。